動画編集用にパソコンを購入したいけどWindowsとMacどっちがいいの？丨動画制作の教室ならAbilitaクリエイターズラボ | オンライン教室で映像制作を一から学べます

「Windows」と「Mac」とでは、大きな違いが１つあります。
それは、「ハードウェア（パソコン本体）を同時に開発しているか」という点です。

「Mac」のパソコンは、Apple社が「パソコン本体」と「中身のソフトウェア」を同時に開発しているのに対して、「Windows」のパソコンは、Microsoft社がほぼ「中身のソフトウェア」のみを開発しています。
そのため「Windows」のパソコンの本体は、たくさんの企業が競い合って製作しています。

ここの違いが、パソコンの性能として大きな差となって表れます。

Windowsのパソコン：多くの会社がさまざまなモデルを発売しているので、性能も価格もピンキリ。
高い性能のものを安価で購入することもできるが、種類が多すぎて自分の用途に合ったパソコンを購入するのが難しいことも。

また、映像処理を担当する「グラフィックボード」を交換することで、同じパソコンでも性能をあげることができるなど、「拡張性」が優れているのも特徴です。

Macのパソコン：Apple社がすべてを開発しているので、本体とソフトウェアの相性が抜群に良く、パソコンの性能を100％引き出せる。
そのため、Windowsパソコンと同じ性能のパソコンを購入しても、Windowsパソコンより1～2ランク上の性能に感じる。
一方、Windowsのパソコンと比べてかなり価格が高くなる。

よって、性能面では大きな差はありませんが、
「コストパフォーマンス」と「拡張性」はWindowsが勝利といって良いでしょう。

「Windows」と「Mac」とでは、使用できるソフトウェアが大きく異なります。
世界中で使用されているOS（WindowsやMacOSなどの基本ソフトウェア）の割合は

Windows：75％
MacOS：15％
その他：10％

となります。
 

そのため、ソフトウェアも必然的に「Windows対応」のものが主流となり、「Mac」では使いたいソフトウェアが使えないということが多くあります。

しかし、もともとMacは画像・映像・音楽といった芸術系に強いという特徴があり、Appleは独自に芸術系のソフトウェアを開発しています。
これらのソフトウェアは非常に性能が高く、このためだけにMacを選ぶという人が数多くいます。

よって、単純なソフトウェアの比較ではWindowsとMacは同等ですが、
Windowsのソフトウェアは数も種類も多く、かゆいところに手が届くというイメージになります。

Abilitaクリエイターズラボでは、Adobeのソフトウェアを扱いますが、こちらはWindows、Macともに対応しております。

「フォント」というのは「字体」を表し、文字のデザインの種類をいいます。
いわゆる「明朝体」や「ゴシック体」といったものですが、WindowsとMacとでは使えるフォントも異なっています。

「Mac」に標準的に搭載されている「ヒラギノ」系のフォントが非常に評価が高く、明朝体、ゴシック体の両方ともが数多くの映像に使用されています。

「Windows」にヒラギノフォントを導入しようとすると数万円かかるため、フォントのためだけにMacを選ぶ人もいるほどです。

一方で、ヒラギノに比較的似ている「源ノ」フォントが、Adobe製品を購入すると無料で使用できるため、文字のデザインに対して、それほどこだわりがないのであれば気にすることではありません。