動画編集で「稼げる」のは、どんな動画なの？ | 動画制作教室ならAbilitaクリエイターズラボ | プロのテクニックを学べるオンライン教室

ゲームやアウトドア、料理などを実況しながら撮影したエンタメ動画案件は、YouTube上でも非常に人気のあるジャンルで、たくさんのYouTuberが日々面白い動画を投稿しています。

視聴者が多い分、YouTuberとしては収益化しやすい部分もありますが、編集者の視点では避けたほうが無難です。

というのも、編集前の動画が非常に長くなりがちで、１本数時間分のデータを渡されて、10分程度にまとめてほしいと依頼されることもザラにあります。

数時間分のデータから面白いところを抜き出すためにも、一度動画に目を通す必要がありますし、より面白さを引き出すために、さまざまなエフェクトをかけて行く必要があります。

自分自身が楽しんで取り組めるのであれば構いませんが、「稼げる」という視点の場合は避けたほうが良いでしょう。

ビジネス系の動画案件は比較的安定して稼げるジャンルになります。

というのもビジネス系のチャンネルは企業が運営しているものも多く、安定して案件の受注ができるのがポイントです。

フルテロップ（すべてのセリフに字幕をつけること）になることが多いですが、動画によっては台本がある場合もあり、動画編集の難易度は下がります。

また、動画を編集することで全く知らない業界の話を聞くことができるので、新たな学びを得ることができるのも面白いポイントです。

マンガ系の動画案件も単価が高くなりやすいジャンルです。撮影された映像をカットしていく編集ではなく、イラストをストーリーに沿って動かすのは、また違ったスキルが要求されるためです。

吹き出しにセリフが表示されている種類の動画は比較的簡単に作ることができますが、イラストのキャラクターをグリグリと動かし、セリフに合わせて口パクを入れるアニメに近い動画の場合は、かなりのスキルが必要となります。

自分の動画制作スキルに自信がついたら、挑戦してみるのも良いと思います。